試験勉強のコツ -未来の自分をイメージする-
私は、保育士試験に合格するために勉強をしなければならないという重い使命感を抱いていた。なぜなら、資格を取ることで、今後の私の未来が変わると思っているからだ。
しかし、私のモチベーションは上がらない。資格を取らなくとも私は生きていける。死にはしない。
ついYouTubeを見てしまったり、昼寝をしてしまったり・・・。
私は精神科に通う身である。そのことをイイことに、だいぶ自分を甘やかすことが多くなった。それまでは、何事も自分を責めて生きてきたので。
だが、自分を甘やかす、ゆるす、ありのままを受け入れるという、心を休ませるのに大事なことが、試験勉強するということに関してはマイナスに作用してしまっているようだ。
やらなければならないことを理解している。だが集中力は欠如。テキストを開けば襲いかかる眠気。
そういえばずっと眠いのだ。娘が産まれてからずっと一緒の布団で寝ているが、安眠したことはない。もう5年以上。
そんなある日、私は自分自身を奮い立たせるために、私が受けるこの試験で保育士になれたら、何ができるようになるかを想像してみた。
保育士になった私は、子どもたちに笑顔を与え、彼らの成長を間近で見て幸福感に満ち溢れ、悩む保護者たちを支援することで問題解決の役にも立てる!と。
この思いは私を奮い立たせ、私は再び勉強に取り組むため、テキストを開き、重要項目を暗記し、過去問を解き始めたのだった。
モチベーションが下がった時は、目を瞑って想像する。
愛らしく、尊い存在の子どもたちと戯れている自分の姿を。